鹿追の街を後にして約15キロ、然別湖への分岐道を真っすぐに山に向かって進めば、そこは然別峡。原生林の道を進んでいくこと12キロ。途中、紅葉で有名な福原山荘 発電所を見ながら、さらに細い道に分け入ります。ここからは携帯電話は通じません。道すがら鹿やタヌキ キタキツネなどにも出会えるはず、よく見ると 知らない鳥たちのさえずり 初めて見る原生林 季節を彩る多くの植物 不思議な虫たち。シイシカリベツ川に沿って山道を進んでいくと、岩戸の滝が遠くに見えます。そこから上流はユーヤンベツ川と呼び名が変わり、七曲の坂を越えるとウペペサンケ山が迫ってきます。やっと、山のむこうの知らない温泉 然別峡かんの温泉にたどりついた!
春 水芭蕉が夢見て咲いている。
夏 こもれびが道を照らします。
秋 紅葉が始まった。
冬 新雪の足跡 キツネとタヌキ
道路は除雪がされています。
途中、何が出ても驚かない。
帯広駅より車で60分/駐車場あり
十勝清水I.C.より日勝国道274号線 鹿追道の駅から然別湖へ向かう道の途中からお入りください。かんの温泉までの道はアスファルトで整備されております。途中、エゾシカなどが出没しますのでお気をつけてお越しください。また、対向車も多いので十分な前方確認をお願いします。途中の道道のアスファルトには砂などが堆積しているところがあります。転倒などにご注意ください。
途中に「熊出没注意」の看板があますが、こちらの山奥の熊は人を避けて暮らしております。熊に人のいることを知らせるために、山に入る時とは、鈴ゃラジオなどの音の鳴るものを身に着けるようにお願いします。
また、タヌキ、エゾ鹿、キツネ、クロテン、アライグマ エゾリス シマリス オコジョなどに出くわす可能性があります。
然別追分(角田)までは然別湖行きの拓殖バスが1日数本ありますが、そこからは交通機関はありません。公共交通機関での訪問は無理とお考え下さい。
また、JR特急を利用するときは帯広駅を推奨します。ただ、JR特急の遅延運休が頻発しており、運休で旅を断念したりするお客様もいらっしゃいます。当方では状況は分かりませんので、キャンセルなどの処理を必ずお願いします。また、送迎は行っておりません。
冬季間の除雪は行き届いておりますが、途中に谷間の影や日影があり、10月中旬から4月中旬頃にはアイスバーンになっていることもありますのでお気を付けください。
然別湖から糠平へ至る幌鹿峠は、夏は通行できますが、冬は通行止めとなっております。地図上の「現在通行止め」の個所は通称「峰越線」と呼ばれる林道です。然別峡かんの温泉から野湯群を通り廃業中の山田温泉に至る道ですが崩落で完全に通行できない状態となっております。バイクや徒歩でも抜けることはできません。
〒081-0344 北海道河東郡鹿追町字然別国有林145林班
帯広駅より車で60分
駐車場あり
12:00~17:00(日帰り入浴)
定休日 夏季 火曜日
冬季 火曜 水曜日
不定休あり